００７／カジノ・ロワイヤル

CASINO ROYALE　(2006)


最初の任務は、自分の愛を殺すこと。

製作国　アメリカ／イギリス　144分
アクション／サスペンス／アドベンチャー

監督　マーティン・キャンベル
出演　ダニエル・クレイグ　エヴァ・グリーン　マッツ・ミケルセン　ジュディ・デンチ

【金髪のニュー・ボンド】
ダニエルはクールで格好良かった。
ちょっとやんちゃでスマートさに欠けて仕事が雑な気もするが、それは007になりたてだからと言うことで。
エヴァ・グリーンはイヤミ無く良かった。
ミケルセンもイイ味出していたように思う。
このシリーズに必ずと言っていいほどあるしつこいカーチェイスが無いのも良い。
ちょっと残念なのは山場のカジノが地味目だったこと。バニーさんのいないカジノなんて！(違)
話の筋は起伏に乏しくちょっとわかりにくかった。
オープニングはセンスが良い。

ベオウルフ／呪われし勇者

BEOWULF　(2007)

鳥肌、総立ち。

製作国　アメリカ　112分
アクション／アドベンチャー／ファンタジー

監督　ロバート・ゼメキス
出演　レイ・ウィンストン　アンソニー・ホプキンス　アンジェリーナ・ジョリー

【英雄譚】
絶対面白くないと思って見た(オイ)のだが、そんなに酷くなかった！
確かにCG使いまくりだが、今更そんなに目くじらたてなくても良いと思う。
内容は中世ファンタジー。吟遊詩人の唄のようなお話。
ムサイ男どもやグロいモンスターばかりで美しくない映像だが、その分王妃様の綺麗さが際だつ。
竪琴を弾いて歌うシーンは美しかった。

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

 SWEENEY TODD: THE DEMON BARBER OF FLEET STREET　(2007)

いらっしゃいませ。
そして、永遠にさようなら。

製作国／アメリカ　117分
サスペンス／犯罪／ミュージカル　R-15

監督　ティム・バートン
出演　ジョニー・デップ　ヘレナ・ボナム=カーター　アラン・リックマン　ティモシー・スポール

【奇跡のデュエット】
とにかく血がバーバー出るので、血系痛系が苦手な方にはお薦めできない。
展開はわかりやすい。
ロンドンの湿った雰囲気と沈んだ色調がブラック名内容とマッチしている。
トッドとラベットのゴスなメイクやパンクな髪型が笑える。
かなりブラックなのだがどこか滑稽な、そんな感じ。
ジョニーの歌は、悪くない…と思う。言うまでもないが演技も秀逸。
アラン・リックマンがあのセクシーボイスで歌うので、ファンは必見。
この映画でスゴイのは、ジョニーとアランのデュエット。これは聞く価値アリ。

ナルニア国物語／第２章：カスピアン王子の角笛

THE CHRONICLES OF NARNIA: PRINCE CASPIAN （2008）

魔法vs人間──引き裂かれる心。

製作国　アメリカ
ファンタジー／アドベンチャー／ファミリー

監督　アンドリュー・アダムソン
出演　 ジョージー・ヘンリー　スキャンダー・ケインズ　ウィリアム・モーズリー　アナ・ポップルウェル　 ベン・バーンズ

【映像美】
全体的にどうって事無いけれど、悪くはない。
王子様やしゃべる動物、ケントール(ケンタウロス)やグリフォン、動く木、水の精などの映像はとてもファンタジックで良い。
ディズニーなので全体が明るくやさしくまとまっている。
1章で活躍の場が少なかったスーザンとエドマンドががんばっていて良い味を出している。
アスランの登場に「こﾝのぬこ！今まで何してた」と心の中で叫んだのは私だけではあるまい。

ナショナル・トレジャー／リンカーン暗殺者の日記

NATIONAL TREASURE: BOOK OF SECRETS (2007) 

全ての謎は「禁断の暗号」を解く鍵。

製作国　アメリカ
アドベンチャー／アクション／ミステリー

監督　ジョン・タートルトーブ
製作　ジョン・タートルトーブ　ジェリー・ブラッカイマー

出演　ニコラス・ケイジ　ジョン・ボイト　ハーヴェイ・カイテル　エド・ハリス　ダイアン・クルーガー


【邦題はちょっと違う気がする】
ジョン・ボイトとエド・ハリスはよかった！とくにジョン・ボイトは、もはや可愛らしささえ感じる。
インディ・ジョーンズのような大がかりなステージが多い。大がかり過ぎて、かえって見せ場がかすむ。
押したり引いたりサクサク進んで行ってしまう。テンポがいいのは良いのだが、見せ場は…？
このシリーズは悪役があまり悪くないと言うか、憎めないキャラで良い。
んー、私は前作の方が好きだ。
そして47ページって…3を作るのだろうか？