陰陽師Ⅱ

千年の闇を絶て。

監督　滝田洋二郎
出演　野村萬斎　伊藤英明　中井貴一　深田恭子


【月黄泉でツクヨミと読むなんて、アニメくさい名前つけるなよ！】
なんか、酷すぎてコメントできません…
誰か助けて…
伊藤の演技は「純粋な博雅」を目指そうとしているのは辛うじてわかります、しかしアレではただのノータリンです。
ＣＧ・効果音・特殊メイクその他諸々は、安っぽくて泣けてきます。見てるこっちが恥ずかしくなります。
深田恭子は絶望的なほどダイコンです。学芸会か？！
そして女装。
なんかもうダメだ。

陰陽師

闇に交われ、光を解き放て。

監督　滝田洋二郎
出演　野村萬斎　伊藤英明　小泉今日子　真田広之


【復活のダンス】
なんか、原作の使えそうなエピソードをつなげただけです。
野村萬斎の気品と真田広之の演技で何とかつないだ感がします。
ていうか、まず伊藤と今井を何とかしてくれ！見るに耐えん。
蜜虫や博雅は、ＴＶ版のほうがちゃんとしています。
清明から博雅へのセリフで、「これからではないか」って何が「これから」なんですかねー。
ホモっ気たっぷり。あからさま過ぎて最早嫌悪感がありますよ。
これが邦画の限界なのだろうか…

オペラ座の怪人

あなたの声で私の花が開きはじめる。

監督　ジュエル・シューマカー　　製作　アンドリュー・ロイド=ウェーバー
出演　ジェラルド・バトラー　エミー・ロッサム　


【マントって格好いいよね】
いいんだけど、いや、いいんだけど…！
けど…！！
原因はジェラルド・バトラー。
だって歌があまりにひどいんだ！あなたの声では、私の花は枯れてしまう！
怪人と言うにはあまりにハンサムさんだし！なんかワイルドだし！
エミー・ロッサムは初々しさ・若さがあってとってもクリスティーヌがはまっていたし、パトリック・ウィルソンのラウルは格好良かったです。
だがしかし！ファントムはクリスティーヌとラウルの仲を邪魔するストーカーにしか見えませんでした。
好きなのに！ファントム！！イメージが…ああ…壊れていく…
内容は、ミュージカルをほぼそのままスクリーンにした感じです。
でも、せっかく映画にするのに、舞台そのままをスクリーンに映しただけの作りとは芸がなさすぎやしませんかね。
セリフを入れるとか、構成を変えるとか、映画ならではの演出をするとかあるじゃないですか～。
もう一度ガストン・ルルー読みましょう。ついでにスーザン・ケイも読みましょう。

エントラップメント

罠は仕掛けられた。

監督　ジョン・アミュエル
出演　ショーン・コネリー　キャサリン・ゼタ=ジョーンズ


【センサー体操】
エンディングは割と好きです。
ション・コネリーもキャサリンも良いです。
渋い凄腕美術品泥棒とひよっこ肉体派キャッツアイという組み合わせも良いです。
ただ、話がわかりにくいです。複雑だとかそういうわけではなく、つながりがわかりにくいのです。
で、結局何だったのか記憶に残らないです。
記憶に残るのは、ムダにセクシーな動きでセンサーをかいくぐる所。そんなにクネクネしなくても良いのでは？！

エンド・オブ・デイズ

監督　ピーター・ハイアムズ
出演　アーノルド・シュワルツェネッガー　ガブリエル・バーン　ロビン・タネイ


【へんなジュースすすめないように】
世紀末に悪魔が蘇る辺りはちょっとワクワクしたのですが…
あとはそんなに手に汗握るカンジではないです。
悪魔は色々とイヤガラセしてくるのに、神は何もしてくれないんですかね。
人間に課せられた試練なんですかね？
なんでシュワちゃん一人でがんばってるんでしょうかね？
こういう疑問を持つのはキリスト教徒じゃないからなのでしょうか？
宗教ものって、なんか釈然としないところ多いです…でも雰囲気は好きです。
ハリウッドにありがちな、ヒロインと仲良くなる結末かと思っていたのですが、違う終わり方だったのでちょっと意外。彼はあれで救われたのだと思います。
敢闘賞は主人公の友人。君が真のヒーローだ。