オペラ座の怪人

あなたの声で私の花が開きはじめる。

監督　ジュエル・シューマカー　　製作　アンドリュー・ロイド=ウェーバー
出演　ジェラルド・バトラー　エミー・ロッサム　


【マントって格好いいよね】
いいんだけど、いや、いいんだけど…！
けど…！！
原因はジェラルド・バトラー。
だって歌があまりにひどいんだ！あなたの声では、私の花は枯れてしまう！
怪人と言うにはあまりにハンサムさんだし！なんかワイルドだし！
エミー・ロッサムは初々しさ・若さがあってとってもクリスティーヌがはまっていたし、パトリック・ウィルソンのラウルは格好良かったです。
だがしかし！ファントムはクリスティーヌとラウルの仲を邪魔するストーカーにしか見えませんでした。
好きなのに！ファントム！！イメージが…ああ…壊れていく…
内容は、ミュージカルをほぼそのままスクリーンにした感じです。
でも、せっかく映画にするのに、舞台そのままをスクリーンに映しただけの作りとは芸がなさすぎやしませんかね。
セリフを入れるとか、構成を変えるとか、映画ならではの演出をするとかあるじゃないですか～。
もう一度ガストン・ルルー読みましょう。ついでにスーザン・ケイも読みましょう。