Vフォー・ヴェンデッタ

V FOR VENDETTA

制作国　イギリス／ドイツ　132分
アクション／サスペンス　PG-12

監督　ジェームズ・マクティーグ
出演　ナタリー・ポートマン　ヒューゴ・ウィーヴィング　スティーヴン・レイ　

【スカーレット・カーソン“死のバラ”】
あまり期待していなかったせいか、面白かったです。
マトリックスのチームと言うことでますます期待が薄れていたのですが、マトリックスより楽しかったですよ。セリフ回しや展開などがどうにもわかりにくいというかスッキリしないというかつかみ所がないのはマトリックス風ですが。
シェークスピアやゲーテを引用したり、チャイコフスキーの調べに乗せて爆破したりと、知的で冷酷で優雅なカンジの“V”はイイキャラです。好き。
途中、革命物なのか復讐物なのかはたまたサスペンスなのか、本当につかみ所がなくてテンポもやや緩くハナシを見失いそうになりますが、ナタリーやヒューゴの迫真の演技も手伝って「この先が気になる」感が最後まで持続します。
映像や演出も、さりげなく凝っています。
アクションシーンは少な目ですが独特でイイカンジ。かなり美しいナイフアクションです。
…朝食を作ってくれる“V”のエプロン姿にときめいたのは私だけではあるまい。

ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]

４人の愛　４つのパワー　１つの使命。

監督　ティム・ストーリー
出演　ヨアン・グリフィズ　ジェシカ・アルバ　クリス・エヴァンス　マイケル・チクリス　ジュリアン・マクマフホン


【燃えろ！】
つまらなくはないけれど、それ程面白くもないと言うか…
思ったより戦闘シーンは少なくて、能力に悩んでみたり人間関係に悩んでみたりしています。
きっと、ビクターは仲間はずれにされていたから悪になったに違いない。

ファインディング・ニモ

ニモがさらわれた――。
海中に生きる３兆７千億の魚の中からたった一匹のかけがえのない息子を探すために、父マリーンの冒険が始まる。

監督　アンドリュー・スタントン
出演　アルバート・ブルックス　エレン・デジュネレス　アレクサンダー・グールド　ウィレム・デフォー


【ダーラ到着まで48時間を切った】
アカデミー長編アニメ賞。
面白いです。映像もスゴク綺麗だしストーリーもいいし、笑える所はしっかり笑えます。
ツノダシのギルが男前なんですわ。魚なのに。
コレ見た後は、ペットショップの熱帯魚たちを放してやりたくなります。みんな、海へお帰り！…って（笑）

ファイヤークラッシュ・灼熱のカタストロフ

監督　スティーヴン・クエイル
出演　D・B・スウィーニー　ダイアン・ファール　チャド・ドネッラ　ギデオン・バークハード


【め組のダイゴを思い出す】
ゴタクが少なくてわかりやすかったです。そしてキャラ配置が実にわかりやすかった。
最初は折り合いの悪いトラウマ主人公とツンケン女がだんだんお互いを認めて協力し合っています（よくあるパターンです）。
脇役のレスキュー隊の「伝説のボス」がきっとルーキーをかばって死ぬとか（常套手段）。
反抗期盛りの娘が、不良友達やチョイ悪カレシと一緒に山火事に巻き込まれ、幼なじみの男の子が助けに来て…（これもよくあるパターン）。
お約束で奇をてらわずに、それはそれで良いんじゃないでしょうか。
主人公が大人しすぎという印象です。
最後にさんざんイジメてくれた女にパンチしてもバチは当たらないと思います。そして裏切ったダチにもパンチ、イヤミな上司にもパンチ！それくらい許されるって！
しかし、この邦題センスないです(笑)

英雄（HERO）

この国はまだ、本当の英雄＜ヒーロー＞を知らない

監督　チャン・イーモウ
出演　ジェット・リー　トニー・レオン　マギー・チャン　チャン・ツィイー　


【飛ぶな！君は人間なんだぞ！】
いや、そんなに悪くは…ない？（自信なさげ）
ジェット・リーのアクションはキレがよくて格好いいです。
でもオーバーな表現や妙なワイヤーアクションは直視できないほど変です。
あの縦回転しながら敵に接近したり離れたりする意味がわからない。