ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチは、
その微笑みに、何を仕組んだのか。

監督　ロン・ハワード　　原作　ダン・ブラウン
出演　トム・ハンクス　オドレイ・トトゥ　イアン・マッケラン　ジャン・レノ　ポール・ベタニー　


【上手く隠した、カメラワークの妙】
よく、あれだけの情報量・蘊蓄の塊のような本をこれだけの映像にまとめたな～、と感心しました。でもやはり、オプス・デイとリーの関係や、シオン修道会の位置づけなどが映画だとわかりにくかったな～と思います。
うん、でも頑張った。よくやった。
トム・ハンクスも、キャスティングが決まったときは「ええええ～？」と思いましたが、それなりにサマになっていました。さすが役者さんです。
シラス役のポール・ベタニーもイイ味出してました。イメージ通りだったと思います。イメージ通り、健気で可愛かった(え？)。でもちょっとサービスし過ぎです。ケツ見えたぞ！
一つ気になるところがあると言えば、アリンガローサがなんか濃くて肥えてた…原作ではもっと慈悲深い感じだったのに、あれではタダの悪役です。
あと、欲を言えば、もっと美術館や名画や教会・大聖堂をいっぱいみせて欲しかった…ムリか…
そういえば、原作の本には「これらは実際に存在する～」みたいなことが最初に書いてありましたが、映画では最後に「コレはフィクションであって、実際に存在する団体とは関係ない云々」みたいなテロップが流れるんですよね。姑息。