陰謀のセオリー

CONSPIRACY THEORY　（1997）


制作国　アメリカ　135分
サスペンス

監督　リチャード・ドナー
出演　メル・ギブソン　ジュリア・ロバーツ

【瞼にセロテープ】
話の展開がドキドキ感たっぷりですｖ　どうなる事やら？と心配させておき、納得の解決が用意されていてGOOD。
メルギブソン演ずるジェリーのキャラがカワイイです。こういう役がはまりますね～！
EDテーマの『Can't Take My Eyes Off You』が良いのです。
謎の底が浅くない、いいサスペンスです。

インビジブル

姿は見えないが、殺意は見える。

監督　ポール・ヴァーホーヴェン
出演　ケヴィン・ベーコン　エリザベス・シュー　ジョシュ・ブローリン　キム・ディケンズ


【輸血パック】
なんというか、透明から戻れなくなった人の心境がなおざりになっていたので、タダの怪獣映画モドキになっているという悲惨な映画。
ていうか、透明になっただけであんな強いか？あんな性格悪くなるか？人間ってあんなものなのか？！
ＣＧを駆使して透明人間の映像が作りたかったのでしょうか、という感想の映画でした。

インデペンデンス・デイ

INDEPENDENCE DAY
ID4
(1996)

制作国／アメリカ
ＳＦ／パニック／アクション

監督　ローランド・エメリッヒ
出演　ウィル・スミス　ビル・プルマン　ジェフ・ゴールドブラム


【兆弾】
コレ好きですよ！
ドッキリシーンこそ二ヶ所ほどありますが、ご家族みんなで見て楽しめるSFです。
ローランド作品は、登場人物がみんな、いい人も悪い人もイヤミが無くてサワヤカで好きです。
話は大味でアメリカ万歳なご都合主義な所がアレですが、この映画はそう言った社会的・政治的・思想的な物を意図した物ではないので気にしないで楽しみましょう。
UFO母船や、小型UFO vs 戦闘機のあたりはスターウォーズの宇宙戦をエアフォースでやった感じで、なかなかの迫力で楽しいです。
途中に挟まれるユーモアも軽く明るく、シリアスも感動もベタではあるがバランス良く配置されています。
今回のヒットはミッチェル少佐。超脇役ながら実にイイ。グッジョブ。

犬神家の一族

金田一さん、事件ですよ―――

監督　市川崑　　原作　横溝正史
出演　石坂浩二　松嶋菜々子　尾上菊之助　


【時代劇な時代】
市川・石坂コンビはそのままのリメイクなんですねー。
母が私くらいの時に前作を見に行ったって事になるのか…へぇー。
さて。普通に面白かったです。出来の良い2時間サスペンスと言ったところでしょうか。
昭和のセットがナニゲにがんばったなーと思います。
石坂金田一が、お年のせいか少々腹黒く見えないこともないですが（笑）
三谷幸喜は何しに出てきたんだ？（笑）
あと「ここ多分笑わせるシーンなんだろうなー」と言うところがイマイチ笑えなかったのは何故なのでしょうか。
「あの方」のダブルキャストは歩き方から声から何からちゃんと別人に見えました。さすが！

アンブレイカブル

真実を知る覚悟はあるか

監督　Ｍ・ナイト・シャマラン
出演　ブルース・ウィリス　サミュエル・Ｌ・ジャクソン


【ヒーローはいるんだヨ】
乗客、乗員131名が死亡するという悲惨な列車追突事故の中、ただ一人無傷で助かった男。なぜ…？
…どうです、わくわくしてきませんか、この掴み。
しかし内容を見てみると、主人公が何故助かったかと言うよりも、ストーカーに悩む主人公の話です（笑）
ちょっと展開がまったりなので、最近の映画の速いテンポに慣れていると途中飽きるかも知れません。
内容的にはそんなに悪くは無いと思いますが。
万人受けはしないけれど、粗悪品ではないですよ。