クイック＆デッド

監督　サム・ライミ
出演　シャロン・ストーン　ジーン・ハックマン　ラッセル・クロウ　レオナルド・ディカプリオ


【西部の香り】
キャストが豪華です。ゲイリー・シニーズもちょい役で出てるし！
男前なシャロン・ストーンや漫画ツックなガンマン達のキャラは見ていて楽しい！テンポも良く飽きません。
あまりにマンガチック過ぎて、マジメなのか笑うところなのか判断に苦しみます（笑）
演出もやりすぎで笑えます。笑う所じゃないのか？

キングダム・オブ・ヘブン

監督　リドリー・スコット
出演　オーランド・ブルーム　リーアム・ニーソン　ジェレミー・アイアンズ　エドワード・ノートン　　


【井戸掘り領主様】
どこが良かった？と聞かれても返答に困るのだけれど、なんか良かった。良かったんだー！
オーランド、演技の幅が出て来ました。エルフの頃とは全然違い、渋くて良かったです！
ジェレミー、枯れた感じでかっこよかったです。
エドワード、顔は出ないけど素敵な王様でした。セクシーボイスにノックアウト。
映像もキレイでした。戦闘シーンも良かったし、街のシーンもキレイ。
無駄なエロも無いし！サワヤカ！
冒頭の森で襲撃されるシーンは迫力があります。
エルサレム王のセリフも良いですね！サラディンも良いですね！
主人公が単なる熱血青年でないのも良いです。ウザくないです。
民草と井戸掘りシーンなんて、地味だけど良いです。
しかし、エヴァ・グリーン、表情険しいですね。
オーランドと会話しているところでは、彼がいつも怒られているように見えます（笑）

キング・コング

監督　ピーター・ジャクソン
出演　ナオミ・ワッツ　ジャック・ブラック　エイドリアン・ブロディ　　


【わくわく恐竜アイランド】
188分は長い…
途中、入れなくても良いシーンや、もっとスピーディーに終わらせられる無駄なシーンが多かった様な気がいたします。
作品のテンポ云々よりも、とにかくやりたかったんだろうなあ、と思いました…
長くしてしまったことによって、冒頭・中間・エンディングのバランスが何とも悪い感じになってしまっています。
間延びして間延びして尻切れトンボ。
内容は基本キングコング。島に恐竜が出てくるのがちょっと笑えます。きっとコングがアンを守るアクションが撮りたかったけれどああいう方法しか思いつかなかったのでしょう。
映像的には良かったです。CGは綺麗でした。
キングコングの有名なロクでもないラストは、今回どのようにするのかちょっと興味があったのですが…どうと言うことも無かった…てか、途中が長すぎてラストに来るまで疲れました。
酷いワケでも無いのだけれど、そんなに良くもない、そんな映画。

キング・アーサー

監督　アントワーン・フークア
製作　ジェリー・ブラッカイマー
出演　クライブ・オーウェン　キーラ・ナイトレイ　ヨアン・グリフィズ　マッツ・ミケルセン　


【洋風七人の侍。】
直前に見たリディックが非常に面白く無かったので、これが面白くて救われました。
円卓の騎士物語や聖杯伝説とはあまり関係ないです。
普通の歴史物に近く、こんなの、アーサーと円卓の騎士じゃねえ！とかおっしゃる方にはダメかも知れないです。
マーリンは魔法使いじゃないですし。
しかしその普通の歴史物っぽさが良いのです。
あと、これ「七人の侍」？
実際に七人の侍は見たことはなく、聞いた話から連想した程度なのですが。
まず、騎士たちが１３人じゃなくて７人だし…
ランスロットが２刀流だし…
生き残る人がそれっぽいし…
それに演出が黒澤っぽいし…
改めて、黒澤明ってすごいなあと思いました。

ギフト

謎は彼女が解き明かす。

“超感覚（ギフト）”を与えられた彼女だけが、この事件を解き明かす－

監督　サム・ライミ
出演　ケイト・ブランシェット　ジョバンニ・リビシ　キアヌ・リーブス


【アメリカの裁判ってやーねぇ】
当初内容はホラーだと思っていたので、タイトルの「ギフト」とはグロイ人間の体の一部とか、おふだとか、呪いのビデオが「ギフト」としてお歳暮みたいに送られてくるのかと思っていましたが、全然違って、超感覚がギフトなんですね。
話自体はそこそこです。
ラストが微妙ですね。「彼」はあんなにばっちり出るのではなくて、犯人が何かにビビって沼に転落死、後には件のハンカチが…とまとめた方が綺麗で余韻が残り良いのでは？好みの問題ですかねえ。
墓の主は一コマも出ていなかったのに、最後は墓参りシーンで締めですか。
どうせならおばあちゃんのお墓の方がしっくり来ると思うのですが。