ティム・バートンのコープスブライド

ホネまで愛してくれますか？

監督　ティム・バートン
声の出演　ジョニー・デップ　ヘレナ・ボナム=カーター　エミリー・ワトソン


【偉大なるストップモーション】
キャラも独特で良いし、色の使い方も絶妙。
音楽はミュージカル風で良い雰囲気です。特にジャズが軽快でキュートです。
主人公に何度かピアノを引かせるのも効果的。
話もわかりやすく綺麗にまとまっています。ちょっと悲しいカンジかもしれない。
なかなか深いラブストーリーです。
全体的に良作です。これはエンターティメントでもあるけれど一つの芸術作品。

ゴーストシップ

恐怖といっしょに、閉じこめてあげる。

監督　スティーヴ・ベック
出演　ジュリアナ・マーグリーズ　ガブリエル・バーン　ロン・エルダード


【この雰囲気、好き】
全然期待しないで見たのに思ったより楽しめました。
それ程グロくも怖くもないです。
当時の様子が時折少しずつフラッシュバックする場面が良いですね！
この船の乗客はどうなったのか？ということが、徐々にわかってきてわくわくします。
ただ、幽霊が少ないことと、あんまんり豪華客船っぽくなかったところが残念…
オチはムリヤリっぽいですね。もっと「なるほど感」がほしかったです。
話の筋よりも、朽ちた客船の空間を楽しみましょう、ということですね。

荒野の七人

THE MAGNIFICENT SEVEN　(1960)

制作国／アメリカ　128分
西部劇

監督　ジョン・スタージェス　　原作　黒澤明
出演　ユル・ブリンナー　スティーブ・マックィーン　チャールズ・ブロンソン　ジェームズ・コバーン


【七人の侍　西部劇ver.】
キャラも出ているし、背景もいいし、格好いいし、良い映画です。
後半ちょっと死にすぎ…元が「七人の侍」だから仕方ないのでしょう。

クリムゾンリバー２ 黙示録の天使たち

最後の審判の日、目覚めるのは神か悪魔か

殺されゆく十二人の使徒
連続猟奇殺人を追う二人の刑事

監督　オリヴィエ・ダアン
出演　ジャン・レノ　ブノワ・マジメル　クリストファー・リー　カミーユ・ナッタ


【アンフェタミンをやって、元気10倍】
今回は、リュック・ベッソンによるオリジナル脚本ということで相当不安だったのですが、そんなに悪くなかったです。
構えて観たので心の準備も出来て、衝撃が少なかったのでかもしれませんが…
前作のようにストーリーが良いわけではなく、「ある意味」面白かったです。
演出やらアクションがハデになっていて、ストーリーの無さをカバー。とくに黒い修道士達の動きがスゴイ。
怪優クリストファー・リーが妖しい雰囲気を盛り立てています。

クリムゾンリバー

凍りついた死体。少女の謎の死。二つの事件。二人の刑事。

監督　マチュー・カソヴィッツ
出演　ジャン・レノ　ヴァンサン・カッセル　ナディア・ファレス　ドミニク・サンダ


【犬はお嫌い？】
話がよく練られていると思ったら、これ小説ベースなんですってね。確かに、きっと小説で読んだ方が面白いような気はします。
閉鎖的な田舎町の狂信的な妖しい雰囲気が良く出ています。
フランス映画だけあって、ハリウッド物と違いちょいと難しい感じはありますが、私は好きです。