サイレントヒル

その街では、祈りさえも、悲鳴に変わる――

監督　クリストフ・ガンズ
出演　ラダ・ミッチェル　ショーン・ビーン　ローリー・ホールデン　ジョデル・フェルランド


【DARE you DARE you DOUBLE DARE you】
KONAMIの同名ホラーゲームの映画化したものです。
思ったより悪くなかったです。
と言っても相当ヒドイ物を想像していたので、思ったより悪くないといっても何の基準にもならないですが。
勿論、想像通りストーリーはザルでしたが、サイレントヒルという話の性格上、スジなどどうでもいいのです。
背景の描き方は、ゲームに忠実に、良く出来てました。
ゲームであの世界に慣れている私は全然平気でしたが、あの血と錆と闇の世界は結構嫌悪感があると思います。
ただ、演出やカメラワークあまり凝っていなかったので恐さが半減でした。
全体的にそれ程残酷グログロでは無いです。Ｒ１２ですし。
唯一ビクッたのが、序盤の方で主人公がバケツ状の物にけつまずいて「ドガッ」って鳴った時です。
見るときはバケツに気をつけるんだ！
ゲーム中の音楽も随所に使われていてファンはニヤリです。
シビル役のローリーはオットコマエで格好良いです。
が、せっかくショーンビーンを使っているのに出番が少ない。
役所も地味で、彼の魅力が出てこないまま終わっていました（泣）。
子役のコは、上手かった。
とかくホラーとは怖ろしくも哀しく、美しいものなのですよ（謎）
終わってみると、人間が一番恐いですけどねｖと言う話でした。

サイレン

監督　堤幸彦
出演　市川由衣　森本レオ　田中直樹　阿部寛


【サイレンが鳴ったら外に出てはならない】
掴みは、わりと良いです。どういう風に展開して行くんだろう？とワクワクさせるような冒頭です。
が。
その後の展開がよろしくない。
少ないネタを水でのばしたような、何とも薄～い仕上がり。
テンポも悪く、同じネタを何度も繰り返す…しつこい。
ホラー映画というアドレナリンを分泌するジャンルという事にも関わらず、途中で寝られることうけあいです。
小道具や背景などのディティールにもあまりこだわりを感じられず、何とも大雑把な作りのような気がします。
タイトルにもなっているサイレンの音は不気味で良かったです。
最初に鳴ったときは、「やっと鳴った、これを待っていた！」と喜びました。
というのもサイレンが鳴る以前は大したイベントがなかったので…。
村人達は、怖いと言うより笑えます。
島の雰囲気もあまり不気味さがなく普通でした。
そして、主人公のちょいバカっぽい行動にも失笑します。
本当に全体的に薄味です。怖いのが駄目な人も平気なのではないでしょうか。
同名のゲームは遊んだことはないのですが…まさかこんなのじゃないですよね？

サイコ

監督　アルフレッド・ヒッチコック
出演　アンソニー・パーキンス　ジャネット・リー　ジョン・ギャヴィン


【サイコ・スリラーの傑作】
あまりに有名な音楽は、この作品を知らない人でも聴いたことがあるはず。
もひとつあまりに有名なシャワーのシーン、ほとんど顔しか映していないのに、恐怖感をココまで表現するとはスゴイ。
想像力に勝る恐怖はないってことでしょうか。
地下室へ行くところはもう、「ひぇぇ～！」って感じです。恐っ！

コンスタンティン

監督　フランシス・ローレンス
出演　キアヌ・リーブス　レイチェル・ワイズ　


【サタンはヤクザのドンだった】
漫画っぽいな～と思って観ていたら本当に原作はアメコミらしいですね。
極端にBGMが少なくセリフもボソボソなので、静かに静かに話が進んでいます。
ちょっと待ってくれ、聞こえなかったよ！っていう場面が多いので、眠いときに見ちゃダメです。
もっと派手にやり合っても良かったのでは？でも背景CGは派手です。。
エロとラブが全くないのは悪魔モノにしては珍しいかな？私はその方が好きです。
サタンとガブリエルの衣装デザインは何とかならんのでしょうか…ちょっとダサ…ゲフゲフン
まぁ、そんなこんなで思ったより悪くなかった映画。

GODZILLA ゴジラ

GODZILLA (1998)


人類に、打つ手は無い。

監督　ローランド・エメリッヒ
出演　マシュー・プレデリック　ジャン・レノ　ハンク・アザリア　マリア・ピテロ

【ゴッドジラ】
やはり、ローランド作品の登場人物はどこか可愛らしく好きです。
ヒットはオニール軍曹。君はなんて可愛いんだ！
あの軍曹らしからぬ大人し目な性格！褒められた時の嬉しそうな顔！ああ、たまらん。
内容も怪獣映画として面白いと思います。
「あんなの、ゴジラじゃないやい！」とか言って責めないでやって！別物だから！