ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間

監督　ピーター・ジャクソン
出演　イライジャ・ウッド　イアン・マッケラン　ヴィゴ・モーテンセン　ショーン・ビーン


【ゴールドベリはどこへいった】
ゴールドベリや歌う柳のところなどは端折るしかないでしょう。良くまとめたと思います。
華を添えたかったのでしょうが、リヴ・タイラーが出過ぎで鼻につきます。アルウェンはあんなに出ないです。
彼女はあまりエルフっぽくないので余計に違和感があります。
ドロドロ系がムダに多いのも気になりました。そんなシーンあったっけ？
良かったのは、ボロミアの描き方が非常によかったことですね。ショーン・ビーン、はまり役でした。
カザド=ドゥムとバルログのあたりのCGはスゴク良くできていると思います。本で想像したもの以上でした！
あと、音楽が良い！アカデミー音楽賞受賞。

レディ・イン・ザ・ウォーター

急いで。ハッピーエンドまで、もう時間がないわ

監督　M・ナイト・シャマラン
出演　ポール・ジアマッティ　ブライス・ダラス・ハワード


【アパートでファンタジー】
コレは完全に通好みです。
多くの映画にあるように、押しつけがましい感動とかCGフル活用映像とか安い恋愛とかムダに暑苦しい衝突は、なし。
セリフも映像も登場人物も演出も、ひたすら地味。でもほんのりエエ話の、地味ファンタジーです。
万人にはお薦めできません。でも良い作品だと思います。

レッドオクトーバーを追え！

トム・クランシー原作　巨額の製作費で描く世界的超ベストセラー映画化――

監督　ジョン・マクティアナン　　原作　トム・クランシー
出演　ショーン・コネリー　アレック・ボールドウィン　スコット・グレン　サム・ニール


【モンタナに行ってみたかった】
アレック・ボールドウィンが一番「それらしい」ライアン博士だと思います。
ハリソン・フォードではちょっと強そうでイメージではないし、ベン・アフレックでは博士にしては頭悪そうなので。
地味だけど、良い映画でした。
ライアン博士シリーズでは今のところ一番面白いと思います。

リベリオン

EQUILIBRIUM
LIBRIUM (2002)

俺が世界を覆す！

制作国　アメリカ　106分
アクション／ＳＦ／サスペンス

監督　カート・ウィマー
出演　クリスチャン・ベイル　テイ・デイグス　アンガス・マクファーデン　ショーン・ビーン


【ガン・カタと犬とリボンと】
全く期待しないで見たのだけれど、なんか楽しかった！
作りは荒削りな感じなのですが、伝えたいことは伝わってきましたよ！ラストのボス戦も格好いい。
そして何よりネタがいい。世界観だけでグイグイ引っ張っていくパワーがあります。
無茶な設定やアクションもご愛敬。ここまでやってくれるともう、笑いが止まりません（ほめてるのか？）
アクションシーンのキメキメすぎが面白くて、もう狂ったように笑っていました。
全体に流れる聖歌チックなＢＧＭもこの作品の世界観と統一感があってイイ。
クリスチャンの演技もイイと思います。徐々に感情を取り戻していく様がなんかイイ。
クールガイが可愛いリアクションをする構図が萌えます。
そして、ショーンビーンがまたいいんです。
短い出演で確かな存在感があります。
朽ちた教会で詩集を読んでいる場面は、美しすぎて悶絶します。
…この映画で、すやまたけしの『素顔同盟』を連想したのは私だけ？

リディック

これが宿命なら、闘うしかない。

監督　デヴィッド・トゥーヒー
出演　ヴィン・ディーゼル　ジュディ・デンチ　コルム・フィオール


【白内障？】
これは、チラシが出始めた頃から絶対にコケる映画と確信していました。
自分の予想を確かめるため見に行ったのですが、やっぱり面白くなかった。予想通りだったのである意味満足です。
行き当たりばったりの世界観とか、専門用語ムダに多すぎとか、ごり押しのストーリーとか、薄いキャラクターとか、面白くない要素満載です。
良かったのは、ヴィン・ディーゼルの声が特徴的でちょっと好みだったくらい…？