戦争と平和

ロマンとスペクタクルの壮麗な超大作
生と死、愛と苦悩……　壮大な歴史のなかに描かれた　人生の真実が　いま、ここによみがえる

監督　キング・ヴィダー　　原作　レオ・トルストイ
出演　オードリー・ヘプバーン　ヘンリー・フォンダ　メル・ファーラー


【犬】
舞踏会の華やかさはもちろん、戦闘シーンの軍服のきらびやかさは凄い。人も多い。映像的にゴージャスな映画でした。
戦闘シーンはCGの無い時代に凄いスケールです。人も馬も大量です。隊列を組んで軍が寄せてくる所、騎兵隊が突撃するところは迫力があります。接近戦はイマイチですが。
舞踏会の女性の衣装の美しさや男性の軍服の魅力にクラクラです。
原作を読んでいないので何とも言えないのですが、話の筋はわかりやすいようでそうでもないようで、とりあえずテーマは伝わりにくいか…？といった感触です。長いし。
でも視覚的には凄かったです。

アイランド

生きのびろ、
地上でもっともピュアな魂。

監督　マイケル・ベイ
出演　ユアン・マクレガー　スカーレット・ヨハンソン　ジャイモン・フンスー　ショーン・ビーン


【死亡フラグ】
マイケルベイにしては面白かった気がしますが…
中途半端に未来的な近未来の都市や乗り物、施設内部のセットは「カネがかかっているな…」という印象です。
とにかく破壊シーンが多い多い。車、ビル、人…どんどん巻き込まれてドカドカ壊されます。サスガにちょっとやりすぎで白けます。
釣り針つき銃で撃たれたり目から変な機械入れられたり手を釘打ちされたりと、悪趣味に痛いシーンが多いのもあまり好感がもてません。
話のテーマは良いと思うのですが、アクションシーンを派手にすることに気を取られ過ぎて中途半端になった、と言うところでしょうか。モッタイナイ。

ファンの視点：オールバックで眼鏡のショーンビーンは素敵でした。

理由

監督　アーネ・グリムシャー
出演　ショーン・コネリー　ローレンス・フィッシュバーン　ケイト・キャプショー　エド・ハリス


【ワニ】
ショーン・コネリー、フィッシュバーン、エド・ハリスの演技はイイ。さすがです。
敵意に満ちた雰囲気や二転三転するストーリー構成もなかなか重々しくてイイ。
ただ、よく考えると色々とツッコミドコロが満載です…おしい。
両親の家の所は怖かった。

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

監督　ピーター・ジャクソン
出演　イライジャ・ウッド　イアン・マッケラン　ショーン・アスティン　


【勇者サム】
サスガに最終章、力入ってました。
まず、長かったです。終わりそうで終わらない。
私としては、最後、指輪を捨てられないフロドを、サムが抱えて指輪とフロド共々火口に身を投げる展開にしたいですね。ダーク過ぎですか（＾＾；）
騎士の国・ローハンがいいです。王が士気をあげるところや、姫とナズグルの王が戦う所等、戦闘がカッコイイです！
死霊の軍勢もいいです。突撃するアラゴルンの背景にふっと現れる所はしびれます。
そしてサム！フロドでもアラゴルンでもなく、実はこの方が主人公なのか？
しつこいくらい長かったので、減点。

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

第一部は序章でしかなかった。

監督　ピーター・ジャクソン
出演　イライジャ・ウッド　イアン・マッケラン　ヴィゴ・モーテンセン　クリストファー・リー


【愛しいしと】
「旅の仲間」に引き続きアルウェンが、リヴ・タイラーが何であんなに出張るんでしょう。
エルフの雰囲気もゼロだしハッキリ言って邪魔です。ああ、リブ・タイラーファンに石投げられそうです…
同じ姫役でもエオウィン姫役のミランダは可愛いですね！なかなかに原作の雰囲気が出ていると思います。
蛇の舌グリマもスゴイ良い感じです。本よりカワイイ感じでした（オイ）。
ローハンサイドでは城攻めのシーンが長すぎて少々ダレます。
フロドとサムのサイドはゴラムがうっとうしい…独白が長い。
そして、エントで「月夜の電信柱」を連想したのは私だけでしょうか…