忍者ブログ
無法地帯映画レビュー
[28]  [29]  [30]  [31]  [32]  [33]  [34]  [35]  [36]  [37]  [38
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

面白そうだったのに。ZATHURA (2005)
 

地球に帰りたければ、クリアしろ。

それは、究極のリアル・ボード・ゲーム。


製作国 アメリカ
ファンタジー/アドベンチャー/ファミリー

監督 ジョン・ファヴロー
出演 ジョシュ・ハッチャーソン ジョナ・ボボ ダックス・シェパード クリスティン・スチュワート

【抹殺し、マァス!】
「ジュマンジ」の2だと言うことで期待してはいけない。
大人も楽しめる…というのは良くあるが、これは大人は楽しめないファンタジー。
ファンタジーだから、何でもアリでいいのだが、この場合の「何でもアリ」は使い方が下手。
なので「どうせ何とかなる」と思わせてしまい、物語の疾走感をなくしている。
登場人物に全く魅力がないのがまた致命的。
主人公がただの聞き分けのない嫌なデブガキなので、最後まで白けてしまう。
結果、ストーリーに引き込まれない。
しかし、TV版吹き替えのロボットが「オモロー!」とか「抹殺し…マァス!」などナベアツ風なのは何だったのか…?
PR
超感動?出た、結末は教えないで下さいパターンHIDE AND SEEK (2005)
 

少女にしか見えないたった一人の遊び仲間…
それはすべての禍の始まりだった。

もう、いいかい
まぁだだよ
もう、いいかい
……もういいよ


製作国 アメリカ
サスペンス/ドラマ/ホラー PG-12

監督 ジョン・ポルソン
出演 ロバート・デ・ニーロ ダコダ・ファニング ファムケ・ヤンセン

【ライヤーライヤー】
怖くなかったし、もちろんキャッチに書かれているような感動もしなかった。
一番怖いのはダコタの顔かもしれない。
お父さん役のロバートデニーロがおじいちゃんに見えた。
ネタバレ厳禁とか言っているあたりで、勘のいい人ならわかってしまう。
怖がらせようとしているにしては演出が中途半端で怖くない。
心理系を攻めているにしては、性格づけや背景が弱い。
感動的要素は、ない。
ネタは割と良いような気がするのだが…
db5e6b3d.jpg内容と照らし合わせ的確な画だと思うTHE HAPPENING (2008)
 

人類は滅びたいのか。

製作国 アメリカ
サスペンス/ミステリー PG-12

監督 M・ナイト・シャマラン
出演 マーク・ウォールバーグ ズーイー・デシャネル ジョン・レグイザモ アシュリー・サンチェス

【風に巻かれるな】
これはPG-18でもいいのではないか?下手なホラーより断然怖い。
何が怖いかというと、人々の死に方がリアルで怖い。
そこまで緻密に映さなくても!と思うほどに痛グロイ。
普通はここでブラックアウトだろう!というシーンもばっちり撮ってくれている。
痛系血系が嫌な方は、間違って見ないことをオススメする。
俳優陣がそれ程有名ではない所がリアルさを手伝っている。
しかし、グロさをガマンすれば、非常事態の不安、絶望感や希望ががリアルに作られていて面白かったと思う。
毎回自分の作品に顔を出すシャマラン監督は、今回電話の声(ジョーイ)で出ている。
THE CHRONICLES OF NARNIA: PRINCE CASPIAN (2008)

魔法vs人間──引き裂かれる心。

製作国 アメリカ
ファンタジー/アドベンチャー/ファミリー

監督 アンドリュー・アダムソン
出演  ジョージー・ヘンリー スキャンダー・ケインズ ウィリアム・モーズリー アナ・ポップルウェル  ベン・バーンズ

【映像美】
全体的にどうって事無いけれど、悪くはない。
王子様やしゃべる動物、ケントール(ケンタウロス)やグリフォン、動く木、水の精などの映像はとてもファンタジックで良い。
ディズニーなので全体が明るくやさしくまとまっている。
1章で活躍の場が少なかったスーザンとエドマンドががんばっていて良い味を出している。
アスランの登場に「こンのぬこ!今まで何してた」と心の中で叫んだのは私だけではあるまい。

いっぱい入れました2008

必ず、追いつめてみせます。

製作国 日本
サスペンス/犯罪/ミステリー

監督 和泉聖治
出演 水谷豊 寺脇康文 岸辺一徳 津川雅彦 木村佳乃

【火と水ってこういうことかい】
一言いうと、残念。
二言でいうと、非常に残念。
盛り込みすぎが敗因か。
劇場版と言うことで肩に力が入って空回りした感がある。
日本人拉致にするか、ゲーム系処刑リスト系にするかどちらかに絞った方が良いものが出来たハズ。
両者は相容れない。上手くすれば相容れるかも知れないが、難しいだろう。
テーマを前面に押し出しすぎたのも良くない。押しつけがましくてかえって印象に残らない。
ダイレクトにセリフに出して、しかも長々とやってしまっては野暮ったくてしょうがない。
矛盾しているが、詰め込みすぎで洒落たセリフなど何も無かったわりには間延びしている。
それに、ムリヤリ出した感のある人や、ムリヤリ見せ場を作った感のある人が存在する。ムリヤリを感じさせる作りになってしまっているとは…
あまりしっくり来ない場面も多い。
例えば、
やよいちゃんのためとか言いつつやよいちゃん巻き込まれて死にかけてるし
あまり強力な動機もなくSファイルを公開するし
あの落書きについて一課が何も調べないのもちょっと…
やはり息子の復讐とゲームじみた手法が合わない
なぜチェスなのか
等々。
細かいと言われればそれまでだが、「そういう細かいことが気になるんですよ、僕の悪い癖」

発想・ネタ・モチーフは良いだけに、非常に勿体ない。
相棒ファンとしては本当に残念だ…

 

 

<< 前のページ 次のページ >>
ブログ内検索
プロフィール
HN:
カイ
性別:
非公開
自己紹介:
【好き俳優】
 ショーン・ビーン
 クリスチャン・ベイル
 ダニエル・クレイグ
 役柄によるところが大きいけど、
 キアヌ・リーブスもステキ。
 マジメそうな人が好きなのかも?

【好き監督】
 M・ナイト・シャマラン
 クリストファー・ノーラン
 地味系?
 …でも、他にリドリー・スコットや
 ジェリー・ブラッカイマーのような
 派手系も好きです。

【好きジャンル】
 SF、歴史スペクタクルなど。
 サスペンス、ホラーも好き。
 …何でもいけます。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
忍者ブログ [PR]