トゥモロー・ワールド

CHILDREN OF MEN　(2006)


唯一の希望を失えば、人類に明日はない

製作国　アメリカ／イギリス　109分
ＳＦ／サスペンス／ドラマ

監督　アルフォンソ・キュアロン
出演　クライヴ・オーウェン　ジュリアン・ムーア　マイケンル・ケイン　

【靴】
イギリス映画独特のシュールさが気にならなければ面白いと思う。
ロクでもない世界観がリアルに表現されていた。
若干難解。アート性が高く、楽しいばかりの物ではない。
クライマックスの長回しは圧巻だが、カメラレンズに血糊が付いたのが気になった。
あれで映画と観客の関係が少々壊れた。

デイ・アフター 首都水没

FLOOD　(2007)


製作国　イギリス／南アフリカ／カナダ　劇場未公開
パニック／アクション

監督　トニー・ミッチェル
出演　ロバート・カーライル　ジェサリン・ギルシグ　トム・コートネイ　ジョアンヌ・フウォーリー　デヴィット・スーシェ

【指輪が…】
その名の通り、大嵐が来て洪水、ロンドンまで水没するパニック映画。
ハリウッド映画のように、やたらウケを狙わない真面目な作り。
特に悪いところもない普通の展開。
ポアロさんは、やはり見応えがある俳優。

００７／カジノ・ロワイヤル

CASINO ROYALE　(2006)


最初の任務は、自分の愛を殺すこと。

製作国　アメリカ／イギリス　144分
アクション／サスペンス／アドベンチャー

監督　マーティン・キャンベル
出演　ダニエル・クレイグ　エヴァ・グリーン　マッツ・ミケルセン　ジュディ・デンチ

【金髪のニュー・ボンド】
ダニエルはクールで格好良かった。
ちょっとやんちゃでスマートさに欠けて仕事が雑な気もするが、それは007になりたてだからと言うことで。
エヴァ・グリーンはイヤミ無く良かった。
ミケルセンもイイ味出していたように思う。
このシリーズに必ずと言っていいほどあるしつこいカーチェイスが無いのも良い。
ちょっと残念なのは山場のカジノが地味目だったこと。バニーさんのいないカジノなんて！(違)
話の筋は起伏に乏しくちょっとわかりにくかった。
オープニングはセンスが良い。

最終兵器彼女

(2006)


恋しているから、彼女（ひと）でいられる。

製作国　日本　120分
ロマンス／ＳＦ／戦争

監督　須賀大観
出演　前田亜季　窪塚俊介　木村了　貴地谷しほり　伊武雅刀
　
【触手】
・・・？？？
何をコメントして良いかわからない・・・・・
えー・・・
しゃべりが全然聞こえないのに、爆撃音が妙に大きいのはウチのDVDデッキのせい？
トホホな棒読みだし。
未編集なのかこれは…？
てか、この戦争は何だ？上陸してるの？何をやっているか全くわからない。
ＣＧがかなりチープで泣けてくる。妙にゆっくり飛ぶ機影はなんだ？
廃墟とか変だし。全然雰囲気無い。
話の意味もわからん。
ロマンス？恋？なにそれ。どこが？
――――――――――ダメだ。
良いところを見つけるのが難しい。
てか、無い。皆無。
原作は見たこと無いのだが…漫画も電波系なのだろうか。
ぞっとする。

魔法にかけられて

ENCHANTED　(2007)

製作国　アメリカ　108分
コメディ／ファンタジー

監督　ケヴィン・リマ
出演　エイミー・アダムス　パトリック・デンプシー　スーザン・サランドン　ティモシー・スポール

【お約束…？！】
お約束な感じでめでたしめでたし…ではなく、ほんのちょっとひねった感じが良かった。
笑えるしトキメクし、普通に楽しい。
奇抜な様で、普通にハッピーエンドが良い。こういうのも必要。
セントラル・パークでのミュージカルが好きなシーン。