エアベンダー

THE LAST AIRBENDER　(2010) 


４つの王国。
１つの運命。

世界最後の希望は
この選ばれし者に託された──。 

製作国　アメリカ　103分
アドベンチャー／ファンタジー／アクション　
 
監督　Ｍ・ナイト・シャマラン
出演　ノア・リンガー　デヴ・パテル　ニコラ・ペルツ　ジャクソン・ラスボーン　ショーン・トーブ
 
【あれはメーヴェ？！】
思った以上に面白かった。
まず戦闘シーンが非常に格好良い。演舞のような動きにエレメントが呼応して攻撃する様は美しい。
人物描写も好感が持てる。好みかもしれないがハリウッド的な勧善懲悪・二元論がないのが良い。
これまたハリウッド的な自己顕示欲の強い俺様キャラがいないのも良い。
このあたりは、ジャンルが違う映画を撮っていてもシャマランらしい。
精霊だのエレメントだのと、とってもファンタジーな世界観も好き。
服装・鎧がアジアンチック…というか日本的なところもある。
グロエロ痛は一切ないので誰でも安心して観られる。
必要以上にぐちゃぐちゃ痛めつけたり殺したりが無いのが（甘いと言われるかもしれないが）ストレスがなくて良いし、見た目もきれい。
三部作らしいので、次も是非みたい。

１０１

101 DALMATIANS　(1996) 
 

製作国　アメリカ　102分
コメディ／ファミリー
 
監督　スティーヴン・ヘレク　　原作　ドディ・スミス
出演　グレン・クローズ　ジェフ・ダニエルズ　ジョエルー・リチャードソン　ジョーン・プロウライト
 
【それでもあのゲームはどうかと思う】
ベイブなどと違って動物は一切しゃべらず、演技で魅せる。
後半は動物版ホームアローン。動物たちがひたすら悪役を罠に嵌める。
引率のテリアと牧羊犬がオトコマエ。
理屈など一切考えずかわいい動物たちを楽しむべし。

ソラリス

SOLARIS (2002)

人類は、まだその領域には足を踏み入れてはならない
 

製作国　アメリカ　99分
ＳＦ／ドラマ／ロマンス
 
監督　シティーヴン・ソダーバーグ　　原作　スタニスワフ・レム　『ソラリスの陽のもとに』
出演　ジョージ・クルーニー　ナターシャ・マケルホーン　ジェレミー・デイヴィス　ヴィオラ・デイヴィス
 
【答えはないんだよ。あるのは選択だけだ】
原作は読んでいないが、元ネタは悪くない。
「愛する者を亡くしても愛は死なず。そして、死は支配力を失う」（ディラン・トーマスの詩）の使い方もいい。これがテーマっぽい。難解な様で、そうでもないぞ！
ただ。
つくりが悪い。酷い。
まず場面切り替えがワンパターンかつ見づらい。次のシーンの音声がかぶせて入り、映像が切り替わる。コレばかり。
つながりもさっぱりだ。
現実・夢・回想、もっとハッキリわかるようにした方が良い。わかりにくくすることに何の意味もない。
視線誘導が出来ていなく、何を見せたいのかわからない。
あんまり楽しいものでもハラハラドキドキでもないので、眠くなる可能性は非常に高い。

アンダーワールド：エボリューション

UNDERWORD:EVOLUTION (2006)


1000年の時を超え、闇の種族は進化する 。

製作国　アメリカ　106分
アクション／ファンタジー／ホラー　R-15

監督　レン・ワイズマン
出演　ケイト・ベッキンセール　スコット・スピードマン　トニー・カラン　ビル・ナイ

【パタパタ、カプッ】
いいんだけど、矛盾がありすぎる。
話を膨らませすぎて、何とかまとめようとした結果、キャラクターが不完全になった感じ。
何とか前作の説明をつけようとしたのだろうけど、蛇足。
アクションシーンはしつこい。相手が強いヤツ一体なので爽快感はない。あまり格好良いシーンは無い。
いろいろ残念。

アンダーワールド：ビギンズ

UNDERWORLD: RISE OF THE LYCANS (2009)　

すべては、ここから始まった。


製作国　アメリカ　90分　
アクション／ホラー／ファンタジー　R-15

監督　パトリック・タトポロス　　製作　レン・ワイズマン　他
出演　マイケル・シーン　ビル・ナイ　ローナ・ミトラ　スティーヴン・マッキントッシュ　ケヴィン・グレイヴォー　　

【ロミジュリ】
ダーク・ゴシック・ファンタジー。
ヴァンパイアやワーウルフなど、闇の世界が好きなら見て大丈夫かと。
前２作より昔の話なので、銃でバリバリ撃ったりは無いけれど、馬・弓・剣の戦いもカッコイイ。
ビル・ナイの格好良さは異常。