クリムゾンリバー

凍りついた死体。少女の謎の死。二つの事件。二人の刑事。

監督　マチュー・カソヴィッツ
出演　ジャン・レノ　ヴァンサン・カッセル　ナディア・ファレス　ドミニク・サンダ


【犬はお嫌い？】
話がよく練られていると思ったら、これ小説ベースなんですってね。確かに、きっと小説で読んだ方が面白いような気はします。
閉鎖的な田舎町の狂信的な妖しい雰囲気が良く出ています。
フランス映画だけあって、ハリウッド物と違いちょいと難しい感じはありますが、私は好きです。

エリザベスタウン

すべてを失った僕を、待っている場所があった――

監督　キャメロン・クロウ
出演　オーランド・ブルーム　キルスティン・ダンスト　スーザン・サランドン　アレック・ボールドウィン


【俺はラッセル】
面白かったです。
予想に反してあまり教訓的な物ではありませんでした。
小難しいこと言わずに、ちょっとしたおとぎ話のように観るのがよろしいかと。
全体は、ほんわかした感じ。暗いシーンから入るのに、どこかとぼけているので見ている方はそれ程落ち込まずにいられます。
笑うシーンは笑えるし、生暖かい笑いシーンもオカシイし、ちょっと感動する所もあるし、ロマンスもサワヤカで素敵です。
キルスティンは子役の時からですが、さすがに演技が上手いですね。
オーランドも本当に良くなってます。この方、タダのエルフじゃなかった。
古き良き映画のかほり漂うような映画でした。

エネミー・オブ・アメリカ

監督　トニー・スコット　　製作　ジェリー・ブラッカイマー
出演　ウィル・スミス　ジーン・ハックマン　ジョン・ヴォイト


【ネコ可愛い】
テンポの良さが素晴らしく、オチが実に良くできています。
なるほど！と思わせるオチがちゃんとついていると良いですね。特にサスペンスでは書かせない要素なのですが、上手く伏線を利用してまとめてくれました。
情報化・監視社会だと、本当にありそうな気もするので怖いです。主人公の陥った状況がなかなか悲惨なのですが、ウィル・スミスだと軽いノリで乗り越えていってくれるので、見ている方もわりとリラックスして見ていられます（笑）

永遠のマリアカラス

CALLAS FOREVER (2002)


神よ、
もういちど
声をください。

監督　フランコ・ゼフィレッリ
出演　ファニー・アルダン　ジェレミー・アイアンズ　


【ジェレミー！！！】
奇をてらわず、しっとりとしていて良い映画です。
マリア・カラスの歌が聴けるので、それだけでもGOOD！
ファニー・アルダンの演技が本当のカラスの様です。
ジェレミーもすごくイイです。朝食を作ってくれる殿方はポイント高い。そして、泣くタイミングが凄くイイ。久々にドッキーン★と来ました。

陰謀のセオリー

CONSPIRACY THEORY　（1997）


制作国　アメリカ　135分
サスペンス

監督　リチャード・ドナー
出演　メル・ギブソン　ジュリア・ロバーツ

【瞼にセロテープ】
話の展開がドキドキ感たっぷりですｖ　どうなる事やら？と心配させておき、納得の解決が用意されていてGOOD。
メルギブソン演ずるジェリーのキャラがカワイイです。こういう役がはまりますね～！
EDテーマの『Can't Take My Eyes Off You』が良いのです。
謎の底が浅くない、いいサスペンスです。